- 見 解 日本の社会・産業をリードする化学系博士 人材の育成支援と環境整備 産・官・学一体で取り組む博士人材層強化への流れづくりと 博士課程進学に対するポジティブイメージの醸成 令和5年(2023年)9月22日 日 本 学 術 会 議 化 学 委 員 会 化学委員会化学企画分科会 file:///C:/Users/note/Downloads/kohyo-25-k230922-2.pdf 文部科学省では大学院学生に対する継続的な意識調査や追跡調査を実施している(表1、2)。NISTEP による日本の理工系修士学生の進路決定に関する意識調査[11][12]では、博士課程進学をしない理由のトップ4は 2009 年、2021 年ともに、(1)経済的に自立したい、(2)社会に出て仕事がしたい、(3)進学すると就職が心配、(4)進学すると経済的見通しが立たない、である。
- 日本の研究人材育成をめぐる現状 宮 坂 昌 之* INFLAMMATION AND REGENERATION EDITORIAL Nature or nurture? https://www.jsir.gr.jp/journal/past_journal/2902/0110-0111.pdf 優秀な能力を持つ研究志向の学生がいても,経済的に余裕が無いと博士課程に進むことを躊躇することになる.
- 博士人材のキャリアパス多様化を考える 上で理解しておきたいギャップとは ● Chizu SEKINE 関根千津 株式会社住化技術情報センター https://www.chemistry.or.jp/opinion/ronsetsu2403.pdf
- 博士(後期)課程の大学院生支援に関する新たな制度 https://www.kagoshima-u.ac.jp/higheducenter/teachers-blog/2020/12/post-8.html 先の見えない大学院生あるいはポスドク生活を送らざるを得ないというのは非常に不安になるのは間違いありません。こうした状況の中では、研究に関心があっても安易に進学を選択することはできなくなりますし、真剣に学生のことを考える教員ほど進学を進めることを躊躇せざるを得なくなります。
- 2017.06.08科学技術・学術政策研究所「博士人材のキャリアパスの多様化に向けたURAの可能性」講演会【6月29日(木)】 https://ipst.adm.ehime-u.ac.jp/6251/ 第5期科学技術基本計画では、若手人材が能力を十分に発揮できる環境が整備されていないことや、高い能力を持つ学生等が博士課程進学を躊躇していること等、いわゆる「博士人材問題」の存在を指摘しています。